[ 2010年 07月 ]

07月07日 (水)・・・早朝Am6:40アップ 

いやはや・・・3月から、あっという間の7月の七夕さま。

3月の写真集発売以来、すっかりと出版記念ブログ(http://ameblo.jp/sudan0312/)の方に日々の更新を委ねてしまい、ここにほとんど帰れない状態が続いた。

出版記念ブログも、ほとんど私の日記みたいなものであるので変わらないのだが、本部がおろそかになっていることは常に後ろ髪を引かれる思いであった。
今後も出版記念ブログも続けていくので、またまたおろそかになってしまう可能性大だが、久々にTOP画面も作ったので、こちらで更新したいと思う。3月からこれまでの足跡は申し訳ないが、出版記念ブログ(http://ameblo.jp/sudan0312/)で追ってほしい。

出版記念ブログにも書いたが、現在W杯中である。さっき・・・オランダ対ウルグアイ戦が終わった。やはり準決勝らしい素晴らしい試合だった。僕のW杯は、日本が負けてからのベスト16争い・・・ベスト8から始まる。
予選リーグは、3試合ある予選の調整試合・・・そしていよいよ偶然にも上がってきたベスト16からベスト8の戦いあたりから本格的にサッカーの醍醐味がやってくる。
予選リーグ突破、そしてパラグアイ戦での日本代表も素晴らしかった。至る所にヒントとダイナミックなプレイが見れた・・・何より念願の松井の大活躍。対カメルーン戦での本田のゴールをアシストした切り返しのドリブル、そしてセンターリング。大久保の動き・・・すべての歯車が回り始めた瞬間。
明日は、いよいよドイツ対スペインの準決勝。ベスト8あたりからすべて生放送で最後まで見てる。

・・・然るに生活破綻者になりつつある。仕事の歯車がサッカー中心で、ボーと仕事をしているか、応援の為に?飲んでるか?

でも、進まぬ仕事も仕方ない。それを許してあげる自分くらいいなきゃである。

栄養を蓄えているのである。

それにしても、3月の発売以来・・・地味ながらずっと動いてきた。そしてカンボジアの写真展も同時に力を入れてきた。
カンボジアの写真展&講演会をほぼ同時に始めたのは、スーダン写真集の勢いの渦に負けないように・・・「自分としてはスーダンの川原医師だけが素晴らしいということだけでなく、世界の中に素晴らしい活動をしている日本人の志がたくさんある・・・それらを丁寧に伝えていきたい」という私の心意気からスーダンと同時にカンボジア。そしてその両方を丁寧に・・・。次は森本さんの写真集を目指す。そして川原医師も継続的にまだまだ撮影を・・・そしてカンボジア、ミャンマー。
そして新企画の広島での撮影、沖縄での撮影、大阪での撮影も着々と確実に一歩ずつ進めていくのである。

数多くの写真展や慣れないお話し会、トークショー、講演。高校でも大学でも展示会場でも・・・「自分は写真屋なので、黙って見せたい、感じてもらいたい」という気持ちとドキュメンタリー的な写真を伝えていく為の「お話し」。
その狭間にも揺れながら、そして慣れながら進んできた。

これから下半期も、引き続き北海道、広島、熊本で展示会と講演を行っていく。

ほんとうに発売以来、写真集の反響は大きくて輪が確実に広がっていっているのを感じる。
そして僕が撮影してきた動機と同じように、みんなもひとりひとりのなかに確実に感じるものがあり共に歩んでいることを感じる。「日本を一歩先へ・・・」「心も一歩先へ成長・進化していく為に」

写真展示とほぼ同時にスピッツツアー2010も始まった。
自分としては、挫けてしまいそうな心やスケジュールをスピッツサウンドに助けてもらっている感じをずっと持っていた。
前回のツアーも今回のツアーも、身体中に染み渡っていくんだよね。

なんだか最高級の温泉の湯に浸かっているみたいに、身体中に染み渡っていくんだよね。
シャワーではなく、お風呂の湯につかった時の染み渡る感覚に近い大切なスピッツサウンド。

先月発売の「つぐみ」に引き続き、今日は初のネットでの配信シングル「ビギナー」が発売される。
「つぐみ」も「ビギナー」もツアーで歌われている楽曲。ほんとうに染み渡っていく名曲なのだよ。
「つぐみ」のシングルに収められている「恋する凡人」も大好きな曲。

いろいろなことがありすぎて脈絡のない日記になってしまっているが、11日には逗子でのトークショーもある。ゲストにEPOが来てくれて素晴らしい歌も披露してくれることになっている。詳しくは出版記念ブログ(http://ameblo.jp/sudan0312/)をやはり見てほしい。

そしてW杯・・・決勝。

そしてスピッツツアー2010ファイナルへと大阪、京都に合流する。

下半期の写真展や講演も・・・そしてまたスーダンやカンボジアへの渡航も計画。

「ビンボウ暇なし。。。おっさん・・・暇なし」の道程はまだまだ続くのである。

今月のTOP写真は、ベスト8でほんとうに惜しくも敗退したガーナを相手にした試合中のスーダン選手。・・・なんの脈絡?

07月29日 (木)・・・深夜Am2:57アップ 

一昨日、俺はお爺ちゃんになった。写真集ブログに書くことでもないので我がホームページに書き記すことにする。
お爺ちゃんになったからと言って感極まることもない。しかし・・・嬉しいことは事実。
しかし、その喜びは瞬間だけでいい。孫を見守って老後を送るつもりは毛頭ない。孫を抱いた・・・慣れている。
新しいお父さんとお母さんは、壊れそうでビビっている・・・自分と言えば子どもを育ててきたのだから抱くことには慣れている。要領も知っている。娘が母親として母乳が出にくい時には、出す方法も知っている。
非常にかわいい・・・しかし俺は今年も生命を失ってでもスーダンやカンボジアに行く。
それは孫の世代に示したいから・・・自分の生命に真っすぐに取り組む姿勢を伝えたいから。
自分の与えられた天命や宿命や職業に対して真っすぐに取り組んでいる姿を伝えたいから・・・医者は人の生命を救う為に全力を尽くす。織物職人は、一生をかけてでも自分の美である織物に辿り着きたいから、真っすぐに生きる。それが内戦地であろうが、紛争地であろうが平和なこの国であろうが変わらない。

2005年1月の日記を見てみる。娘は海外に旅立っていった。あれから5年と半年。今日は初々しい父と母になった姿を見た。
だからこそ・・・くそったれのお爺ぃは、とことん前へ進む。この生命ある限りとことん遠慮なくあくまで前に進む。

「お爺ちゃん」という響きは素敵だ。この数年・・・ずっと憧れてきた。

だからこそ・・・まだまだ「お爺ちゃん」は次の世代の為に正々堂々と前に進む。

本当に初々しく美しい父と母のあるべき姿。
ほんとうは日本中に満ちあふれている・・・この姿。
今日のニュースでは児童虐待の死者が過去最高を記録したという・・・
しかし愛する男と女の光景は、なにをおいても美しい。
そして脈々とこの大切な光景は、続いていくのだ。
ちなみに、今日は愛する息子の19歳の誕生日。昨年の今日の日記も見てほしい。
彼も大学でサッカーを必死になって続けている。
生命ある限り・・・とことんやること。やり尽くすこと。そこには何の濁りもない。
自分で撮った美しい愛ある写真に涙する。
・・・おめでとう。