[ 2006年 03月 ]

03月02日 (木)   

「スローハンド」で、ございます。
定価は1300円でございます。自由国民社刊でこざいます。
サイズは通勤通学のお供に、かばんに入れやすくA5変形版。
そして、そして、なんとっ!!
復活したあのエレックレコードより特選8曲入りのCD付きでございます。
ジャクソン・ブラウンもボブ・ディランもブレバタも下田逸郎も漫画家とり・みきさんも、高田純次も・・・はたまたTBS女子アナの久保田智子さんもギターを抱えて登場しているバラエティーに富んだラインナップです。
昨年他界されたNSP天野くんのことも・・・泣けてくるいい文章です。
これからも幅広く、時に思いっきり斬新な切り口で一号、一号
きり拓いていこうじゃあーりませんかっ!!。
と、昨日から朝まで大いに飲み、語り、歌い、盛り上がってしまいました。中年オヤジの長ーい、熱い、決意の夜でした。
完成して発行できることも嬉しいが、それより何よりみんな20年来の気の知れた人間たち・・・そのだれもがまだまだ熱いものを持っている。そしてアホみたいにはしゃげることが何よりもの喜びに満ちた長ーい11時間、ロングな創刊記念打ち上げをスタッフ一同楽しみました。
早いところでは、そろそろ書店に並び始まるそうです。ぜひみなさんも手に入れて笑い、共感、驚愕ほか、深々と感じてもっともっと一緒にただの音楽バカになっていきましょう。そしてぜひ感想を遠慮なくBBSへ書き込んでください。今後の雑誌づくりの励みと参考になりますから・・・ね。
まだまだやっと創刊したばかりなのですが、第2号も非常に楽しみになっているのです。
もうこれからワクワクしているところでございます。昨日も2号目のプランが沢山の酒に混ざって、乱れ飛んでおりました。
どうぞ、末永くよろしくです。・・・と本当に言いたい。
あの「シンプジャーナル」から16年。・・・その強力なスタッフ陣が集結して、あの時から変わらず、そしてより一層音楽バカであり続けてきたことを確信的に進めた一冊でありますよ。チョー嬉しいわけであります。
しかしおとなのわたくしは、11時間分のお酒が残っており、二日酔いというか? ・・・まだ酔っているというか?
しかし、お酒なんぞに負けられるかというところの3月2日夕刻なのでした。ヘロヘロ・・・声出ないし・・・。

スローハンドを紹介したからではないのですが、今月の日記のTOP写真は僕の大切な大切なバイブルになっている3冊の本。
たまたまだけど、昨年の3月には僕の大切な大切な愛する、愛用するカメラくん3台を紹介したのですが、今年の3月はこの3冊を紹介したい。詳細の紹介はまた後ほどということで、楽しみにしていてください。
この3冊ともが、密接にぼくの大ー好きな音楽に関わっているバイブル本なのです。

03月05日 (日)   

さて、今月TOPの3冊の本について、書き記し始めようと思う。
この3冊の本は、左から古い順に並んでいる。
一番左は、ヘンリー・ディビット・ソロー著「森の生活」、中央はジャック・ケルアック著「ON THE ROAD」、そして一番右はネイティブアメリカンのメディスンマンを描いた「ローリングサンダー」。
知る人ぞ知る結構ベタベタな超有名な3冊であるのだ。

今日の紹介は、まずヘンリー・ディビット・ソロー著「森の生活」。
この本が記されたのは、かれこれ160年前の1800年代半ばである。その当時のアメリカは産業革命とともに都市が、工業が形成され始めた時代である。そんな時代背景の中彼は、人里離れたウォールデン湖のほとりに自分で小さな小屋を作り、ひとりきりその森の中で生活をし、自分が生きる意味、現代文明と自然との関わりを自問自答した約2年の心の旅を記したのが本書である。
本の内容を何編か紹介してみる・・・

「ぼくには、この国の工業制度が衣類を手に入れる最良の方法だとは思えない。職人の条件はだんだんイギリスと近なってきている。ぼくの見たり聞いたりしたかぎりでは、主な目的が人間に良い偽りのない衣服を与えることでなく、会社のもうけにあるというのだ。・・・もっとレベルの高いものを狙った方が良い」

「ほとんどの人は、家とは何かということについては一度も考えたことがないらしい。とにかく近所の人と同じように家を持たなければ、と思い込んでいるために、不必要な貧乏をしているのだ」

「この比較的自由なこの国においてさえ、たいていの人々は、ただの無知や思い違いのために自分でつくりだした気苦労と、生活という膨大なとるにたらない労働に追われて、その一番すばらしい果実を取れないでいる」

・・・これが160年前に書かれた文章なのである。ただただ驚きなのである。
現代にも警鐘とヒントを与えてくれてるとぼくは想い、噛みしめるのである。
あとは手に取ってじっくり読んでもらいたい。この本は、思想は、生き方は、哲学は、約100年後に大きなうねりとなるビートジェネレーションのバイブルとなる。そのなかの代表作が次に紹介する1957年出版のケルアックの「ON THE ROAD」にも繋がっていくのである。
(ちなみに日本での翻訳出版は1959年。勝手に縁づけたるものだか僕が産まれた年、うんっ。)
当然その影響は、ぼくが我々が聴いてきた1950、60、70年代のロックにも多大なる影響を及ぼしている。
そんなソローの影響を受けたアーティストの一人が「イーグルス」、そしてドン・ヘンリー。
今日は彼が提唱し、ソローが住んだウォールデン湖の自然の保護を訴え基金を設立したベネフィトアルバムも紹介したい。
「コモン・スレッド ーソングス・オブ・イーグルス」
ポップ・カントリー歌手たちが、イーグルスの名曲を歌っている。それが軽快でなんとも素晴らしいのである。ぼくの車にはこの10年必ず載っている1枚。このアルバムからの曲がかかるとイーグルスも、そしてソローのことがいつでも感じれるのである。そのようにして文化は、その心は現代に引き継がれているのだと思う。

ぼくが「森の生活」を初めて手にしたのは、たぶん1980年代後半・・・その後の益子自然生活を後押ししてくれた。
そして、自然と都市との往復の車の中、「コモン・スレッド ーソングス・オブ・イーグルス」は軽快なサウンドとともに
いつもぼくの心を一定の場所、視点に導いてくれている。大事な大事な一冊の本、そしてアルバム。
その物語りはまだまだ続く、旅も続く・・・次回は、ケルアックの「ON THE ROAD」。
近いうちに書くから待っててね。

註・・・・・「コモン・スレッド ーソングス・オブ・イーグルス」は1993年に発売されたのだが、たぶん今は廃盤になっている
       らしい・・・中古では出回っているみたいなので、手に入れたい方はインターネットで検索してみてね。

03月06日 (月)   

いやー昨日のWBC(ワールドベースボールクラシック)の日本対韓国の試合は興奮したね。
やっと野球の試合になってきた。2対3で、負けたけど、韓国のガッツに乾杯。という気分。
やっと真剣なまなざしを見れて、これぞワールドベースクラシックなんだなと感じれた。
対中国、対台湾戦は、真剣とはいえあきらかに練習試合だったものな。ゆるい顔でヒット、ホームラン・・もっと顔がゆるくなる。お客さんもよく知っていると思った。明らかにガラガラのスタンド。お祭りムード。
それが、昨日の韓国戦は満員
(すこしかたよりがあったものの)のお客さん。そして両チームともにすばらしいプレー、厳しいプレー。
日本の選手の真剣な顔が見れて嬉しかった。韓国の選手の真剣な顔が見れて嬉しかった。
逆転2ランを打った、今年からジャイアンツのイ・スンヨプ選手の顔はかっこよかったな。
すばらしい試合が見れて楽しかった。2月のスポーツ観戦月間が終わったのだけれど、これでまた引き続きワールドベースクラシックで3月の月日が流れていく。思わず感動して書いてしまった。サッカーJリーグ開幕、F1開幕と慌ただしいが、そのあたりは、僕の気持ちとしてはまだ冷静。にしておく。
(昔は、アイルトン・セナやピケやマンセルがいた時代は相当はまったのだけど、今は冷静・・・Jリーグもやはり何故か冷静・・・それよりサッカーの今の時期は、やはりヨーロッパチャンピョンシップだし、イタリアのユベントスだし、スペインのバルセロナだし、イギリスのリバプール、チェルシーの試合に注目してエキサイトしてしまう。そういえばチェルシー対バルセロナの試合見た? 凄かったよね。事実上の決勝だけど、ぼくはあんなサッカーが見たい、僕にとって魔法のサッカー。勝ち負けではないプレイのひとつひとつが凄いサッカー。また今週? 来週?にあるけど、また見て興奮するぼくなのでした。)
と、やはりスポーツを書き始めると止まらない自分がいるので、今日は今宵はこのへんで・・・
が、しかし来週は亀田長男の試合があるんだよね。それも楽しみ。
ということで、今度は本線に帰ってケルアックの「ON THE ROAD」のお話しをしたいと思う。

03月14日 (火)   

またまた久々・・・
違う方向の仕事や人に会ってたら、ON THE ROAD話を書くのを逃してしまっている。
心がそこに行き着かないので、もう少し待っててチョ。心が起き上がるまで・・・

で、そんな時は日常話、スポーツ話に限るっ。
ウンザリかもしれないけれど、興味ある人だけ読み進んでチョ。

ワールドベースボールクラシックのお話。
昨日からもうウンザリかもしれないけれど、対アメリカ戦。
頭に来ている人も多いいかもしれないけれど、完全に期待していた分、水を差された感じだよね。
やっぱ第1回目の未熟な大会。まぁここからスタートして何十年後かに素晴らしい大会になれればいいよね。
ほんとっ、ワールドベースボールクラシックは、いいチャンスなのに・・・。
やはりワールドカップサッカーの歴史には勝てないわな。
ワールドカップサッカーの時にしたって、絶対にミスジャッジはある。だけど各国の2部リーグの審判が国際試合の審判を務めることはないもんな。アメリカのマイナーリーグの審判がやってたとは・・・ガックリだよ。
日本のサッカーJ2の審判が、ドイツワールドカップで日本対ブラジルの審判してるようなもんだよ。
想像するだけで、笑ってしまうし、なんじゃそれっ!!という感じ。
それが今アメリカで行なわれているWBC(ワールドベースボールクラシック)の実態だもんな。
しかも対アメリカ戦で、アメリカという土地で、アメリカの審判、しかもマイナーリーグの審判。
サッカーの国際試合の場合、審判は必ず第3国の審判・・・それもちゃんと審査され国際審判の資格と経験をもった審判が行なう。基本じゃんっ!!
がっくりだよなっ、試合が始まる前のシステムが成り立ってないんだもんな。
試合自体は日本の選手もアメリカの選手も素晴らしくて、わくわくドキドキのいい試合だったのに・・・審判がどうのこうのより、そんな審判を使ったWBC(ワールドベースボールクラシック)の運営本体に問題がおおいにあるよな。
ほんとっ、お粗末な運営にガックリだよ。
これじゃ、世界のスポーツになるわけないじゃんっ。
勝手にアメリカさん主導でやってろっ!! という感じの3/14早朝の試合でしたな。せっかく眠い目をこすりながら生で見てやったのに・・・不愉快な1日を過ごしてしまった。でもあくまで試合自体はおもしろかった。可能性は十分にある。
でも、やっぱサッカーの世界規模にはかなわないよな。なぜ12月のトヨタカップ世界一クラブ選手権が日本で行なわれているか・・知ってほしいよね。当初はヨーロッパのチャンピョンと南米のチャンピョンがお互いの地域でやってた。
しかし、相手地域で勝ってしまうと、時に暴動やら運営する上で危険がたくさん。そこで第3国の中間地点の日本で・・
ということがあった。日本は金も持っているし運営できるから・・そして昨年から世界6大陸のそれぞれのチャンピョンが集まり本当の世界一を決めようと規模拡大していった。まだまだ当分は必ずヨーロッパか南米のクラブが世界一になるだろうけど・・・。ここで大事なのはあくまで第3国で行なう中立性。WBC(ワールドベースボールクラシック)には、そんな中立性がないものね。・・・残念。

必ず国際試合には、第3国の審判、そして超一流の各国の審判。これが基本条件だよ。

マイナーリーグ、2部リーグの審判が、アメリカ対日本の試合を務めていたとは・・・・
ほんと、トホホっだよね。怒りのミスジャッジよりも、なにか全身の力が抜けてしまう感じ。
各国の選手がかわいそうだよ。そんな状態の中で試合をやらせるのは・・・アメリカの選手たちも決して気持ちよくないとおもうもんな。もうひとつ・・・昨日のあの審判でさえかわいそうだよ。あんなところで使われちゃって。
まぁ、今回は各国代表を集めて、とりあえずやってみた。・・・そこまでで精一杯だったんだわな。
今後に期待したい・・・だから明日のメキシコ戦も生で見よっと。

03月20日 (月)   

イラク戦争が始まって今日でちょうど3年。あっという間に月日が流れて行く。
僕のなかには、あの日以来どっしりとくる喪失感がある。「・・・結局、なんでこうなっちゃうの?」
あれから3年・・・絶対落ち着くわけないし、これからもっとひどくなり終わりのこない内戦状態になるかもしれない。
それは始まった時に、すでにわかっていたことだと思う。
だれもが遠い遠い国のことであると思っているが、だれもが心の底で痛んでいると思う。

僕は、僕らは子供に、この戦争のことを、どう向き合って何を話せばいいの?
子供たちも感じてるんだと思う。大人の僕たちは、どのように向きあっていけばいいのだろう。
この心の喪失感を、どこに向けていけばいいのだろうね。
アメリカという国の愚かさ、それでもブッシュという愚かな指導者を再選させてしまうアメリカという国の愚かさ。
ぼくはブルース・スプリングスティーンやボブ・ディランやジャクソン・ブラウンは大好きだが、今のアメリカの愚かさは絶対に嫌いだ。そのなかで彼らも、もがいていると思う。
アメリカが「イラクの為に・・・世界平和の為に・・」と言う・・・・・「大きなお世話だよ」と僕は思う。
イラクにはイラクの歴史と国としての在り方と地域としての在り方があると思う。
世界中をひとつの考えのもとに仕切っていこうとすること自体、大きな間違い。「くそくらえだよっ」
とにかく僕らにできることは祈ることと、機会があれば友達になっていくこと。お互いを理解していくこと。
それくらいしかできない喪失感だけれど、早く平和な暮らしができますように・・・と祈るのみ。

そうして話は、またまた変わるが昨日のWBCの日本対韓国の試合は凄かったね。
その前の日本が負けた試合もおもしろかった。
うまくいってる時って、「やったー、すげえっ、やったー!!」という感想以外、あまり感想がなくなるんだよね。
前の韓国戦敗退の時は、いろいろ考えた。
不謹慎だけど、王采配・・・ダメなんじゃないの。とか、なんで不振の福留を使い続けるのとか、なんでアメリカ戦でも打たれた中継ぎの藤川を使うの? ほーら、打たれたじゃんっ!! 
やっぱ断然ロッテの薮田のほうが断然いいじゃんっ!! とか・・・
サッカーの場合だと、絶対に監督交代のニュースが流れてくると思うんだけど、皆無だもんね。
不思議だな・・・と思っていた。
別に王さんが嫌いなわけじゃない。ぼくも70年代後半だったと思うけれど、広島市民球場で・・・たぶん江川が新人の頃で、たぶん広島では江川初見参の先発の日・・・あの王貞治が打ったボールがライトスタンドにいた僕の方にまっすぐ飛んできた。あの打球が飛んでくる感覚はいまでもはっきり憶えている。おかげでその試合は広島カープは負けたけれど・・・。
そんな王さん、ちょっと弱気じゃない?と2次リーグが終わった瞬間は、正直思っていた。
しかし、運良く準決勝で三度目の対決の韓国戦。
先発オーダーをみて、やったなと思ったよね。イチローが3番。そして不振の福留がスタメンからはずれた。
しかし、その福留が試合を決める2ランホームランを打つんだもんな。その時の王監督のピンチヒッター福留に決める判断力の感覚はすごかったよね。まぁ、結果論だけど・・・やっぱ世界の王は、ソフトバンクスの王はすごかった。
あと宮本の渋いヒットにも泣けたね。そしてさすがイチロー・・・あの流し打ちで決まり。
そして多村のだめ押しの豪快なホームラン。6対0。完璧な勝ち方だった。惜しくもの2敗のあとは、こんな勝ち方しかない。
まさに文句なしの勝ち方。
またまた明日の決勝キューバ戦が楽しみで楽しみで仕方がない、イラク開戦3年目の今日の僕なのでした。

03月25日 (土)   

今日はスピッツベストアルバムの発売日。
昨日たまたま打ち合わせ、納品等で事務所に行った。そして出来たてホヤホヤのアルバムを受け取った。
おかげで今日は、昨日から寝てない。ずっと音楽の旅をしていた。かれこれ半日以上聴き続けている。
スピッツのアルバムはリマスタリングのおかげで、音がまとまり素晴らしい出来っ!!
そしてボーナストラックがまたまた素晴らしい。
「めざめ」・・・空も飛べるはずのearly virsion、歌詞も違い初々しくて嬉しくなってしまう逸品。
「夢追い虫」・・・early virsion、ほぼ演奏は一緒なのだが、微妙な音のニュアンス、うねりが「夢追い虫」フリークとしては嬉しい限りの一品。
そして2枚あわせて、1991年から2005年までのシングルが全て納められているわけだが、1曲目の「ヒバリのこころ」から走馬灯のように当時のことがめくり巡り、この15年の歳月のいろいろなことが脳裏に浮かぶ。スピッツとのこともだが、それぞれの時代の空気、風向き、ぷらいべえとに至ることまで・・・そうやって音楽は深く深く、それぞれの人生に彩りを与えているんだなーと。
スピッツの今回の2枚のアルバムだけだと、2、3時間で聴き終えるところだが・・・そうはいかなかった。
それからスピッツのオリジナルアルバムのなかから次から次へと聴きまくり、そこから海を渡ってイギリスにもアメリカにも行ってしまった。なぜか、ジェフベックが聴きたくなり、クラプトン、クリーム、ピンクフロイド、ビートルズ、そしてアイルランドに少し渡ってバン・モリソン、なぜかエンヤ。そしたらジミヘンときて、ジャニス・ジョプリン・・・アメリカ西海岸に上陸してロイ・オービソン、それを聴くと必ずJ.Dサウザーが聴きたくなりジェームス・テイラーへ、そしてイーグルス、
ザ・バンドにたどり着き、そしたらやっぱディランになって、そうこうしている内にジャズで一休み、いわゆるニューオリンズである。そしたら近所のメンフィスに行きたくなってブルースを聴きまくる。おぉとうとう1920年代の音楽までたどり着いてしまったわいと思い、ふとっ我に返りルー・リードのニューヨークパンクの領域に侵入。
まだまだ旅を続けるけれど、もう疲れてきた。半日以上聴き続けてるとお酒の量も相当だし・・・疲れてきた。
もう終わりにしたい・・・でも電源を切る勇気がない。音楽の妙薬にやられてしまった。復帰できない。
それくらい楽しい旅をさせてくれたスピッツのアルバムと楽曲に感謝なのである。
ちっとヨッパラッテルカラ・・・何を書いてるのか? わかんなくなってきたけど、音楽万歳なのだっ!!

ところでペラペラと動いていたものだから書きそびれたけれど、WBCの王ジャパン・・・万歳なのだっ!!
1次、2次リーグでの王監督の迷いは、準決勝、決勝ではずばり確信的な采配。
さすが、世界の王にひれ伏した。準決からの3番・イチローの起用。本人もやっと承諾したのだろう。
1番にこだわり続けた男が、3番を了承した。それがすべて・・・打線が繋がった。そして気持ちも繋がった。
ああやってチームというのは創られ成長していくのだなーとつくづく感じた。さすが世界の王監督なんだよな。

今回のMVPは、松坂だったけれど・・・もちろんイチロー、王監督もだし、
上原も下手投げの渡辺俊介も福留も松中も宮本も薮田も今江も多村も同じように素晴らしかった。
そして若手の川崎と西岡。このふたりの二遊間は、わくわくしたな。守りもバッティングも・・・
この二人のがんばりを見ていて、ほんとうにこのWBCの収穫はここにありっ!!と感じた。
俺的にはロッテの西岡が大MVP。
あとはWBCの運営システムを改善してもらって3年後にあいましょう・・・という感じ。
あっもうひとつ、韓国のイ・スンヨプも韓国チームの試合も凄くエキサイトできた。すばらしい韓国チームであった。

じゃあ、また音楽に帰る。    時計を見ると朝9:45分・・・とほほっ・・・おれを寝せて。