[ 2006年 01月 ]

01月01日 (日)   

新年明けましておめでとうございます。

いま私は、SPITZ高松ツアーファイナルが終わってフラフラと広島に居るわけです。
浜田省吾、SPITZと大きなツアーが相次いで終わって私は、ぽっかりと穴があいたような状態。
やり遂げた充実感と、終わってしまった寂しさとが相まっている状態です。
実家で新年を迎えるのは何年ぶりでしょうか? 新年早々のちょっとした親孝行というやつです。

が、しかし今日中には戻って・・・昨年中にやり残した仕事を始めなくてはなりません。
正月休み明けに、どっさりと各方面へ納品するでございます。
ということで、空白なんていってられません。
今年も相変わらず仕事に次から次へと没頭していく所存です。
旅はまだまだ続くのです。

なにせ、今年の6月にはドイツワールドカップでございます。
然るに、私は1ヶ月間身動きが取れない・・・仕事をしない1ヶ月になるわけです。

ということで、そのぶんギューとその他の月をタイトにしなければであります。

今年は、新しいことをスタートさせたいと思います。
まずは先にお話しした音楽雑誌「スローハンド」
そして、あと2つありますが、まだ準備中なのでお知らせはのちほどに・・・


そんなこんなで、正月ボーなのですが、今年も引き続きご愛好よろしくです。


                                 2006年 元旦

01月02日 (月)   

新年早々、あんべ光俊のコンサートが決定した。

2006年4月12日(水) 東京 STB139スイートベイジル(六本木)
2006年4月14日(金) 岩手 釜石市民会館大ホール
2006年4月15日(土) 宮城 仙台市民会館大ホール

の3カ所・・・皆さんぜひぜひ出かけてほしいのである。
詳細は、彼のホームページ「イーハトーブ・ウィンズ」http://www.ihatove-winds.com/で確認してください。
バンドも、元オフコースのDrums 大間ジロー、Guitar 松尾一彦をはじめ、数々のアーティストのKeyboardを務めてきた 竹田元、そしてあんべのサウンドプロデューサーでもあるBass 吉田俊光、そしてViolin 古館由佳子の豪華メンバーである。
ぼくも新年早々、このニュースのサイト更新のため作業をしていた。そしてすごく楽しみである。
そしてまた数々の古くからの友人にも会えるのである・・・またおいしいお酒が飲めるである。

が、しかし僕はまだ内緒だけど新たなる仕事をちょうどその時期に撮影しようと考えていた。
オー何たること・・・新年早々、予定が狂い始めている。
それでも何とか乗り越えていかねば・・・新しいことはまた先延ばしになってしまう。
試行錯誤の日々が始まった・・・・・。嬉しいことだけどね。

01月03日 (火)   

1月1日元旦の日に、広島厳島神社(宮島)に初詣に行った。あまりによいお天気で暖かで穏やかな元旦を迎えた。
携帯カメラくんを持って散歩がてらプラプラと・・・すごく気持ちが緩やかな午後を過ごした。
元旦の日に、しかも宮島に、初詣に行ったのは約30年ぶり・・・

ちなみに、写真左はご存知・・厳島神社が誇る大鳥居。きれいだよね。
写真下左は、やはりすばらしく美しい回廊。右の写真は、デートする若いカップル・・・初詣を利用しての初々しいデート・・・ナツカシイー。こんなデートがきれいだよね。



そしてぼくは、東京に・・
元旦の日の写真を今日は載せたけど、その日の夜の新幹線で東京へ、そしてあんべ光俊サイト更新のため、初朝まで作業っ!!

新幹線の中では、昨年末に手に入れたブルース・スプリングスティーンのDVDを見て過ごした。
そのDVDのロンドンライブが凄かった。五臓六腑の隅々まで感性が研ぎすまされる素晴らしいライブだった。
当然新幹線の中だけど泣いてしまったし、大声で叫びそうだったけど・・・さすがにそれは控えた。
そのライブは、アルバム「BORN TO RUN」発売直後の11月、初の震えるロンドン公演を収録したもの。
すべてが鳥肌ものだった。
映像は大したことないけど、そんなことはどうでもいい。
気迫や若いスプリングスティーンの精気やセクシーな声、そしてEストリートバンドとの泣いてしまう演奏の一体感、アンサンブル・・・時に機関銃のような、時にたった一人きりになった孤独感のような、そして重戦車のような音が爆発する。

奇跡のライブ。
ギターがメチャメチャかっこいい。叩きつけるピアノが、そして繊細なピアノが物語に臨場感を与えていく。

あれから・・・自分が追い求めているもの、すべてが詰まっていた。
1979年春、同じように新幹線で広島から東京へ・・・その車中、当時の大きなラジカセにヘッドフォンでアルバム「BORN TO RUN」を繰り返し聴いていた。少年はものすごく怖かった、これからの東京での暮らしが・・・。
凍える心を後押ししてもらおうと、これから東京でやることに焦点を合わすように・・・ずっとアルバム「BORN TO RUN」を聴き続けた。
あれから27年後の2006年にまた同じ広島から東京へ向かう新幹線の中で、30年前の「BORN TO RUN」ツアーのライブを観て、同じように感動しながら車中を過ごした。音も信じられないくらい良かった。これってトラックダウンをした・・・あのボブ・クリアマウンテンの成せる技??? が、しかしそれ以上に演奏そのもの、ライブ感そのものが凄かった。

30年前・・・自分の人生を変えてくれた人に出会えて良かったと改めて感じた。
そして30年経った今も感動を心から味わえる自分にも乾杯した。・・・ただ成長してないだけかもしれないけれど。

しかし、それでいい。自分はずっと、この確かな心根を持ってこれからも歩んでいく。
決して演歌には行かない。紅白にもレコード大賞にも興味がない。
強烈に心を揺さぶり続ける強烈なROCKサウンドの中で生きていく、メディアでは味わえない生のROCKライブサウンドの中で生きていく。
27年前の初上京の時と同じような高揚した気分・・・そして、それ以上の感覚を味わった。
元旦の日から素晴らしい音を聴いた。予定通り退屈なお正月にならなくて良かった。
ほんとうにアルバム「BORN TO RUN」30年記念BOXを手に入れて感じてほしい。体験してほしい。
別に宣伝しなくても、すごく売れているアルバムだけど・・・・・

今年、息子は15歳・・・自分がスプリングスティーンに出会った歳。
押しつけでいいから、誕生日プレゼントは決まった。

ぜひ、ぜひ、ぜひっ・・・!!

01月20日 (金)   

やぁー、あれっ?、ほんと久しぶり。

になってしまった・・・。ねぇ。

あのお正月三が日以来の日記・・・すんませんっ・・・生きてました。

あれから、ずっと仕上げ作業をしてですよ・・・やっと13日までに大量納品を達成して、それから心身ともに晴れて遅ればせながらのお正月を迎えることが出来たわけですよ。

飲んで飲んで、寝て、また飲んで・・・ボーとした日々を送ってました。
13日遅れのお正月を仕事もやる気もぜーんぶ抜いて気分よくボーとしていた。
そんなもんだから、当然仕上げのときは、ここに来る余裕がなく、そして納品後のお正月は、またまたくるくるパーの頭でここに来れるはずもなく過ごしていました。実に気持ちのよい日々であったわけです。
(註・・・とは言っても、世の中的には新年始まっているわけだし、仕事始めで稼働しているわけで、もう一人の僕が、写真撮りに働いておったのよ )

が、しかし16日から17日にかけて実に様々な現代を、今を象徴する出来事があったなー。
突然の地検によるライブドアへの強制捜査、フューザー小嶋社長への証人喚問、そしてあの宮崎被告に対する判決。
あの2日間で、1年分、数年分に匹敵するかもしれない象徴的な出来事が起こった。そして17日は神戸震災の日。・・黙祷。
そんな日々もお酒を飲みながら、しみじみとしたんだなー。

が、しかし俺のようなフォトグラファーが言うのも何だけど・・・
まだまだこれからだけど・・・ある意味すっきりした。そしてまだまだこれからだけど・・・。
昨今、株価が上がってきて景気回復だの、六本木ヒルズ族ITベンチャー企業だの・・・
なにで、世の中回っているの? そんなのでいいの?
ということが多かった昨今。ひとつ・・・はっきりした気がした。
本来株式の株というのは、実態の業務があって、それに対して株を買って企業をバックアップ育てていくものだと思う。
だから株の購入というのは、中長期に株を保有していくべきだと思う。短期に株を売買して投資家が稼ぐものではなかったはず・・それがまるでゲームのように株の売買をして利益を得ている。

ぼくは本当にそれで良いの?と思ってしまう。低金利の中で自己資金を増やすこととして、せめてもの競馬や宝くじに、そしてこのインターネット時代に個人で株の売買はしやすくなった。十分理解できる。
(註・・・決して競馬や宝くじや株取引を否定しているのではありませんよ。ぼくも競馬の仕事をしていたし、そこには本当に素晴らしいサラブレッドの物語・・生まれてくるところからレースへ、そして種馬になるまでの何代にも繋がる大河ドラマのようなストーリーがある。それぞれに必ず素晴らしい物語があるのですよ。・・・あしからず)

しかし、ゲームのように株取引で商売するのは間違っている。反論もあるだろうけど敢えて言う。
その株を買う会社・企業には労働者という実態がある。あくまでその企業の評価は、そのひとりひとりの労働者の働き・方向性で決まってくるものだと思う。実態のない株取引や株による買収は俺は好きでない。
実際に個人レベルで気軽に株売買が出来る世の中になったのは素晴らしいことだと思う。
それが短期的な資産運用では実態が無さすぎると僕は思うのだ。一人一人の労働者があっての社会なのだ。
個人投資家に門戸が開かれてきたこの世の中だからこそ、ひとりひとりがその意味や価値を真剣にもう一度考え直さなければいけない時代が来ていると痛感した。
まぁ、こうして一つずつ少しずつ進化していくんだろうけれど・・・。

そして昨日、何年か前に合併したコニカ・ミノルタという会社が、カメラ(アナログ・デジタルカメラも含めて)部門の撤退を発表した。コニカは日本国産初のフィルムを販売した会社、そしてミノルタは素晴らしいフィルムカメラを発売してきた。
70年代?活躍したフランスの写真家・・・今名前が思い出せない・・・女性を撮った写真で有名な人。
思い出した・・・ディビット・ハミルトン。
そして日本では多分篠山紀信さんも、あの独特の淡いフォーカスのミノルタレンズで女性写真の代表作を撮ってきた。
そんなアナログ時代を代表する2社がカメラ部門から撤退・・・・やはりデジタル時代への変遷の時代の出来事である。
郷愁的には非常に寂しい。やはりカメラマンだから・・・

が、しかし・・・止まるわけにはいかないものね。郷愁に浸っているだけだと先に進めない。
写真業界も本当に変わってきている。あらゆるものがアナログからデジタルへの時代である。
時代の変わり目では、日は沈み、また昇ってくる。
アナログに固執して、仕事を失ってカメラマンを辞めていった仲間がいる。
これまでの時代の流れ、音楽の変化で、カメラマンを辞めていった仲間はたくさんいる。
すごく寂しいし、時にひとりぼっち取り残されてしまった気持ちにもなる。
次は自分の番かもしれない。
でも一人の労働者である誇りを持って、株がどうのこうのより・・・一つの歌、1枚の写真に感動し創り続ける。
その一つずつ少しずつが、社会を作り元気を促し活気ある生きている実感を感じる一瞬であると思うから・・・
世の中では、お金では買えないものがある。

そして僕は今日もブルース・スプリングスティーンを聴いて絶叫する・・・。
と、お正月真っ只中のぼくは、やはりよくわかんない日記になってしまいました。・・・ガッハッハッハッハ。