[ 2005年 08月 ]

08月04日 (木)   

いつのまにか8月になっていたのよね。

えーと・・・7月下旬は、恒例の息子とのサッカー観戦ツアーに行った。
我々はマンチェスター・ユナイテッドvs鹿島と、バイエルン・ミュンヘンvs磐田の2試合を観戦。今年の夏は例年にも増して営業興行の連続で、レアルにフィオレンティーナにバルセロナ・・・毎日が慌ただしかったよな。
しかしもう少しコンディションを整えて来てほしいよね。レアルの絶不調には頭にくるよね。
これじゃ、来年あたりますます観客減るよな。

が、しかしやはり世界のトップチーム、トッププレイヤーを見るのは、楽しかった。
バイエルン・ミュンヘンは、35年前(1970)の来日以来見たわけで、その時は今は亡き親父とまるで異国でも行ったような気分で見に行ったなーと感嘆深いものがあった。俺・・小学5年生、11歳の時・・私にも少年の時があった。
そして、やはりバラックに万歳。そしてマンチェスター・ユナイテッドの若きロナウドには、ドキドキ素晴らしかった。
来年のワールドカップでポルトガル代表を見る楽しみがひとつ増えた。

ということで、あんべ光俊アルバム入稿は、マンチェ戦観戦後に息子を連れて夜のレコード会社に侵入、デザイナーと最終チェックをして無事完了した。本当に長い1ヶ月半であった・・・。

そして今は毎日15時間Web製作体制・・・・ということで自分のサイトを触る気にもなれず今日に至った。
以前にも日記に触れたがWebデザイナーとして奮闘中である。
もうこのあたりでお伝えしてもいいと思うのでお知らせする・・・

あんべ光俊のサイトを8月21日に、全面的にリニューアルオープンします。

新サイトの名称は「イーハトーブ・ウィンズ」 http://www.ihatove-winds.com

現在、ぼくのオープン時と同じように告知イメージ画面が貼ってあるので、ぜひお尋ねください。
そしてブックマークをよろしくです。
そんなことだから、引き続き毎日それに没頭している僕なのですが・・・

スピッツ夏イベントも近づいてきたし、浜田さんのリハーサルもあるし、そんな中を縫って精一杯、あんべ光俊web充実サイトを目指して頑張っていますのでご期待くださいね。・・・・・ただwebデザイナーとしての技術的な引き出しが少ないものだから何となく自分のサイトと似てしまうのよね !?
まぁ、しかし兄弟みたいなもんだから兄弟サイトでもいいとしよう・・・だよな。

08月06日 (土)   

今年も8月6日がやってきた。

昨日の深夜、仕事が終わってテレビをつけて見たNHKの二つの番組・・・。
「はだしのゲン」を書いた中沢啓治さんの番組と原爆の子の像のモチーフになった佐々木禎子さんの番組。
寝酒のビールを飲みながら、たまたま見たのだけど・・・
幼い頃からのことが思いだされてきた。おふたりとは20歳くらい年下で、当然原爆も体験していない僕だけど、幼い頃から当たり前のように原爆慰霊碑のお参りや灯籠流しやおじちゃん、おじいちゃんのお参りをしていた自分にとっては、その光景が、香りがリアルに浮かび上がってくる。そして自然に心の奥が泣いている。

そして中沢さんがおっしゃっていた「はだしのゲン」のテーマ、肉親も家も町も失った少年が逆境の中で「生きて生きて、とことん生き抜いてやる」・・・原爆で亡くなった親父の口癖を思いだし、その魂を表現したと。

・・・それは確かにぼくの中にも、似たような感覚がどっかりと存在している。
それは広島で生まれ育ったせいかどうかは知らないが、若い頃から、今日この日にも確かにある・・・

「この生命、燃え尽き果てるまでしっかりと生きて生きて生き抜いてやる」・・・確かにある。

東京に出てきた若い頃、周りからずいぶんと言われた「内藤、どうしてそんなに生き急いでいるの? だいじょうぶ ?」
表現する為には何日徹夜しても自分では平気だった・・・広島ということもあるだろうし、そんな片田舎から出てきた田舎者パワーだったのかもしれない。しかしいつもいつも心の片隅には、自分の基準のなかのひとつには慰霊碑に刻み込まれている「過ちは二度と繰り返しませんから・・」が存在していることは確かで、おそらく自分の仕事もそれに則しているのだと思う。

ぼくも80年代から90年代半ばに広島ピースコンサートというイベントに深く関わった。写真集にも参加した、原爆病院にも写真を撮りに通った。

だが、いつもそれ以上は関わるのを控えて一定の距離を置こうとする自分もいるのも確か。

それはたぶん広島だけが被害者扱いされていくことへの嫌悪感が自分の中にある為だと思う。
アメリカにとっては必ずパールハーバー(真珠湾攻撃)がある、アジアの人たちには植民地にされたり侵略されたりという思いがある。そんなことを考えると正面切って広島のことだけを訴えることができないのだ。
しかし、歴史的なことの事実として後世に伝えていかなくてはいけないものがある、そしてそれは同時にパールハーバーや満州や沖縄や、それこそ同時多発テロやアフガニスタンやイラクやアフリカの飢餓や昨年末の南アジアの地震の津波も同じように伝えていかなければならないと強く思う。

ただ自分にとって8月6日は、広島のことだけでなくて、そんなことを考えさせられるきっかけの日になっている。
改めて、広島で亡くなられた方や長崎や日本中や世界中の亡くなられた犠牲者の方々の冥福を深く祈りたい・・・。

いつか、そんな一定距離を置かないで、そんな仕事にも没頭していこうと思う自分もいる。
いつの日か・・・いつの日かである。
そして照準は少しずつではあるが合いはじめていると感じる46歳の夏なのでありました・・・・黙祷。

だからこそ自分は、そんなやわらかな心のまなざし、心の在り方を持った歌や音楽や写真に没頭しているんだけどね。
時にそれは激しいロックだったり、すばらしいラブソングだったり、友への想いだったり、自然の葉の神秘的な美しさだったり、そんなことも全部繋がっているんだと思う。

08月21日 (日)   

さっき、あんべさんのリニューアルサイト「イーハトーブ・ウィンズ」のUPの作業を終えた。
今日もスピッツのJ-WAVEのイベントのライブを終えて、帰宅してすぐこの作業にとりかかった。
これであとは少しずつ内容を充実させていくこと・・・まずは再スタートラインまでたどり着いた。
この日記も久々でありますな・・・
その間も、地震発生の中・・仙台でのスピッツイベントで神業的な移動をしたり、はたまた浜田省吾の撮影があったりとなかなか落ち着くことがない日々を送っている。
サイトアップが終わったので、ひと眠りして今日・明日はスピッツのロケの仕上げをする。
そしてまた・・・大阪へであるのだ。
あんべさんのサイトもコンスタントに更新していきたいと思っているので、ぜひみなさんも遊びにいらしてくださいね。
取り急ぎ、久々の日記でのご報告でした。

08月31日 (木)   

いやぁー・・・Dr.コトーの再放送が始まったよ。

うれしい、うれしい・・・もう何度目かの再放送だけど、今回こそは1回目からきれいに録画をして何度も見るのだ。
昨日が1話目だったけど、もう3度も見返してしまった・・・。
やはりいい・・・原作から脚本、撮影、演出、編集、音楽に至るまで素晴らしい。
あっ、もちろん役者の演技も配役もすばらしい。

ぼくの中では、ここ20年くらいのベストの番組なのだ。70年代?・・「傷だらけの天使」というショーケンが主役のドラマが大好きだったけど、それ以来のハマりようなのだ。
都会での若く破天荒な路地裏的なその時の瞬発力的な「傷だらけの天使」から時代は変わり、たったひとりが周りのやさしさに助けられ出来ていく力ややさしさやら・・・大自然の中での人間の意味、とにかくまっすぐに癒されるのだ。こんな人生が一番素晴らしい。何度も何度も見てもグーときてしまう。そして番組が実に丁寧に描かれている。同じ沖縄を扱った番組など足下にも及ばない完成度。そういえば時代の流れか? 都会を描いた素晴らしい作品をあまり見てないな? 最近。

荒波乗り越えて完全に再放送をゲットして、僕の秋はこの癒しの中で深まるのであった。

失礼しました・・・8月の日記のこの散々なる姿。
夏は頭がパーになる。文字を書く許容量とwebに関わる許容量が越えてしまいましたというところか? な。
あんべ光俊のwebに関わるのが精一杯で、その作業が終わって自分のwebをまた同じソフトで制作するのが嫌だったわけで逃げてました。あんべさんのwebも落ち着いたことですし、秋に向かって少しずつ筆を進めていこうと思います。

そういえば月の後半はスピッツのイベントだったわけで、8/16の仙台入りは地震で綱渡りをして、大阪の時は台風でスレスレのところで台風から逃れて大阪へと・・・なかなかエキサイティングな半月を過ごしてあっという間に今日に至り、無事全部納品致しました。

と言っている暇もなく長野です、長野なのです。

それではON THE ROAD 2005スタート・・・行ってきます。
[ 2005年 09月 ]

09月07日 (水)   

やぁー、どーもどーも・・・

9月は引き続き、ここでお願い致します。8月あまりに短いのと、引き続き9月の月設定をしている時間がないもので、このまま2ヶ月間に渡りで引っ張ってしまいます。

そんなわけで9月3日には、浜田省吾の大規模で充実したアリーナツアーが始まりました。

私事ですが、スピッツの夏のイベントを廻っている最中、腰を痛めて重い腰痛の中なんとか乗り越え、そのまま長野へ・・
仕事をしながらなんとか腰も回復に戻りつつある昨今なのですが、3時間半にも及ぶライブ・・2日で7時間。
アリーナは動く量も機材の量も違います。腰痛に鞭打っての2日間を乗り越え、倒れるように2日間寝込んでしまいました。それにしても浜田さんのパワーは凄いです。わたしも負けないように撮影を続けたいと思っています。
今週末は横浜アリーナ。当分この体力との勝負の毎日が続きます。

そしてコトーの再放送を見てリフレッシュして頑張りたいと思います。

それではまた・・・書ける時に書きますね。